Deep Purple - Come Taste The Band 1975年作品 ①Comin' Home ②Lady Luck ③Gettin' Tighter ④Dealer ⑤I Need Love ⑥Drifter ⑦Love Child ⑧This Time Around - Owed to 'G' ⑨You Keep On Moving トミー・ボーリン G デヴィッド・カヴァーデル V グレン・ヒューズ B&V ジョン・ロード K イアン・ペイス D |
リッチー・ブラックモアのファンとディープパープルの話をすると、リッチー脱退後の第4期の事は無かった事にしようとしません? 「ああ、リッチーが辞めた後の話ね~」 「リッチー・ブラックモアがいないディープパープルなんて聞く価値ねえだろ」 「もうあれはディープパープルとは言えない」 大抵こんな反応ですよね。 ろくに聴いてもいないくせにね! そんな輩に僕は半分呆れた顔でこう言う事にしてます。 「バカ言ってんじゃないよ」 と・・・。 ハッキリ言って第4期ディープパープルは凄い、、凄すぎる。 決して第2期、第3期に劣っていないし、第1期には完全に勝っているでしょう。 その頃リッチーはレインボーを結成し「 銀嶺の覇者 」をリリースしていて、古巣の(第4期)ディープパープルと真っ向勝負と言う感じでした。 ファンの間ではレインボーの圧勝と評価されがちですが、おっと、そうとも言い切れませんよと僕は思いますね。 ①Comin' Home聴きました?凄くないですか?まさにこれぞディープパープルですよ!ウネリ狂ってますよ、最高ですよ、凄いぞトミーボーリン。 ⑧This Time Around - Owed to ‵G′ ⑨You Keep On Moving は決してリッチーには作れないタイプの曲で、ファンじゃなくても認めざるを得ない名曲です。 ではなぜ評価が低いのか? 1曲だけパープルの曲として違和感バリバリのがあるんですよね、③Gettin' Tighter です。 この違和感が強力すぎて拒絶反応を人によっては起こしてしまうかもしれません。 まるでスティービーワンダーかマイケルジャクソンみたいなんですよ。 でもこれはこれで凄い曲である事は間違いないですけどね。 こんな凄い曲を作るスーパーギタリストのトミー・ボーリンですが、ライブでは古参のパープルファンにブーイングを浴びたり、散々の評価でそのストレスからか、翌1976年には麻薬の過剰摂取で死去してしまいます。 しかし「悲運のギタリスト」もプレイヤーとしては間違いなく一流で、リッチーの後任をさがしをしていたジョン・ロードとイアン・ペイスが、彼が参加していたビリー・コブハムのアルバムでの猛烈なギターソロを聴いて(ホントに凄すぎる)その凄まじさに一発で惚れ込んで加入を打診した経緯があります。 トミー・ボーリンのディープパープルはこの1枚のみで、この後バンドは解散してしまいましたが、もっと第4期ディープパープルを見てみたかったです。 = ① Comin' Home = https://youtu.be/Xhg75ranE0o = ⑧ This Time Around - Owed to ‵G′ https://youtu.be/FudhxtvAb3w = ⑨ You Keep On Moving = https://youtu.be/3I0RTnenGnI = ③ Gettin' Tighter = https://youtu.be/h-sIKX227Yk |