Scorpions / Fly To The Rainbow ~ 電撃の蠍団 1974年作品 ①Speedy Coming ②They Need A Million ③Drifting Sun ④Fly Peaple Fly ⑤This Is My Song ⑥Far Away ⑦Fly To The Rainbow v. クラウス・マイネ g.ルドルフ・シェンカー g.ウリ・ジョン・ロート b.フランシス・ブッフボルツ d.ヨルゲン・ローゼンタル |
スコーピオンズのセカンドアルバム。 本当の意味でのデビューアルバムはこれでしょうね。 1stはあまりにも音楽性が今とは違いすぎました。 そしてUFOに移籍したマイケルシェンカーの後任として、マイケルに匹敵するテクニック&変人のウリ・ジョン・ロートが加入。 ウリは78年まで、4枚のスタジオアルバムと、1枚のライブアルバムを残します。 このウリ・ジョン・ロート時代を私は勝手に “ ジャーマン昭和歌謡メタル ” と呼んでます。 ①は現在のスコーピオンズに直結するナンバー。 カミソリリフと呼ばれるルドルフのサイドギターと、ウリのバカテクが炸裂してます。 ②こりゃまるでロスインディオスだな、でもカッコいいですよ。 ⑤はスコーピオンズで1番好きな曲です。 クラウスの美声とウリの哀愁のギターソロが見事に絡み合ってます。 HR/HMに偏見を持ってる人に是非きいて欲しい名曲です。 ③は非常に残念なナンバー。 曲も演奏もホンとにカッコいいのですが、なんとクラウスがコーラスに追いやられ、ウリがヴォーカルをとってます。それなりに上手いならともかく、ハッキリ言って気持ち悪いぞウリ! 美声ヴォーカリストがせっかくいるというのになにやってんだか。。。ギターに専念してくれ。。。。 ④⑦はスコーピオンズの代表曲、ドラマティックなバラードでもう演歌に近いです。 ギターがホントに凄いです。 このあとスコーピオンズは特に日本でブレークします。 78年には [ TOKYO TAPES ] と言う歴史的な名ライブアルバムを発表します。 その話はまたそのうち、ということで。 www.youtube.com/watch?v=ojx1znP0CAQ |