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[ スコーピオンズ / 電撃の蠍団 ]

2016/03/17

Scorpions / Fly To The Rainbow ~ 電撃の蠍団     1974年作品

①Speedy Coming
②They Need A Million
③Drifting Sun
④Fly Peaple Fly
⑤This Is My Song
⑥Far Away
⑦Fly To The Rainbow


v. クラウス・マイネ
g.ルドルフ・シェンカー
g.ウリ・ジョン・ロート
b.フランシス・ブッフボルツ
d.ヨルゲン・ローゼンタル

 
スコーピオンズのセカンドアルバム。
本当の意味でのデビューアルバムはこれでしょうね。
1stはあまりにも音楽性が今とは違いすぎました。

そしてUFOに移籍したマイケルシェンカーの後任として、マイケルに匹敵するテクニック&変人のウリ・ジョン・ロートが加入。
ウリは78年まで、4枚のスタジオアルバムと、1枚のライブアルバムを残します。
このウリ・ジョン・ロート時代を私は勝手に “ ジャーマン昭和歌謡メタル ” と呼んでます。

①は現在のスコーピオンズに直結するナンバー。
カミソリリフと呼ばれるルドルフのサイドギターと、ウリのバカテクが炸裂してます。

②こりゃまるでロスインディオスだな、でもカッコいいですよ。

⑤はスコーピオンズで1番好きな曲です。
クラウスの美声とウリの哀愁のギターソロが見事に絡み合ってます。
HR/HMに偏見を持ってる人に是非きいて欲しい名曲です。

③は非常に残念なナンバー。
曲も演奏もホンとにカッコいいのですが、なんとクラウスがコーラスに追いやられ、ウリがヴォーカルをとってます。それなりに上手いならともかく、ハッキリ言って気持ち悪いぞウリ!
美声ヴォーカリストがせっかくいるというのになにやってんだか。。。ギターに専念してくれ。。。。

④⑦はスコーピオンズの代表曲、ドラマティックなバラードでもう演歌に近いです。
ギターがホントに凄いです。

このあとスコーピオンズは特に日本でブレークします。
78年には [ TOKYO TAPES ] と言う歴史的な名ライブアルバムを発表します。

その話はまたそのうち、ということで。

www.youtube.com/watch?v=ojx1znP0CAQ



 
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