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[ Ten ]

2016/03/01

Ten   1996年作品

①The Crusades ~ It's All About Love
②After The Love Has Gone
③Yesterday Lies In The Flames
④The Torch
⑤Stay With Me
⑥Close Your Eyes And Dream
⑦Eyes Of A Child
⑧Can't Slow Down
⑨Lamb To The Slaughter
⑩Soliloquy ~ The Loneliest Place In The World


v.ゲイリー・ヒューズ
g.ヴィニー・バーンズ
d.グレッグ・モーガン

 
正統派ブリティッシュハードロックバンド 「 テン 」のデビューアルバムです。

これもぶらりと入ったCDショップで①が流れてきた途端、一発KOされました。
いきなりマイケルシェンカーとゲイリームーアを彷彿させるギターの弾きまくりで幕開けの後、ポールロジャースをマイルドにした様な甘いヴォーカルが乗るブルージーな曲でスタート。しかも8分を超える大曲で、有りそうで無い楽曲。

②は美しいコーラスから始まり、泣きのギターリフと甘いロートーンのヴォーカルにキャッチィかつ哀愁のメロディ、名曲です。

③は悲哀のバラードでサビとギターソロが素晴らしい。

⑤は中盤のハイライトで、アコースティックギターではじまるドラマティックなロックナンバー。
ポップでメロディアスでハード。

⑨はホワイトスネイクを思わせるミドルテンポのへヴィナンバー。

そして10分を超える大曲バラードの⑩
イントロから泣き全開。
泣きというかもう号泣のギターに、あえてハードロック然としてない深くそして甘いヴォーカルが見事にハマッテる完全無欠のバラード。
⑨からのつながりもGOOD!!

HR/HMと言うとキワモノ的マニアックな音楽と言うイメージがする人もいるかと思いますが、このアルバムはそんな人でもすんなり入っていけると思いますし、なにより楽曲の素晴らしさに驚くでしょう。
とくに女性に強くおすすめしたいです。


でも、「 テン 」と言うバンド名が弱点ですかね。
検索もしにくいし、日本人にはあまりかっこ良く聞こえないんですよね~。

※ヴォーカル、ギター、ドラム以外のメンバーは、この時点ではゲストプレーヤーとのこと。


= ② After The Love Has Gone =
https://youtu.be/lfWETL1KWE8

= ③ Yesterday Lies In The Flams =
https://youtu.be/UqIsahGRUnw


 
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