Ten 1996年作品 ①The Crusades ~ It's All About Love ②After The Love Has Gone ③Yesterday Lies In The Flames ④The Torch ⑤Stay With Me ⑥Close Your Eyes And Dream ⑦Eyes Of A Child ⑧Can't Slow Down ⑨Lamb To The Slaughter ⑩Soliloquy ~ The Loneliest Place In The World v.ゲイリー・ヒューズ g.ヴィニー・バーンズ d.グレッグ・モーガン |
正統派ブリティッシュハードロックバンド 「 テン 」のデビューアルバムです。 これもぶらりと入ったCDショップで①が流れてきた途端、一発KOされました。 いきなりマイケルシェンカーとゲイリームーアを彷彿させるギターの弾きまくりで幕開けの後、ポールロジャースをマイルドにした様な甘いヴォーカルが乗るブルージーな曲でスタート。しかも8分を超える大曲で、有りそうで無い楽曲。 ②は美しいコーラスから始まり、泣きのギターリフと甘いロートーンのヴォーカルにキャッチィかつ哀愁のメロディ、名曲です。 ③は悲哀のバラードでサビとギターソロが素晴らしい。 ⑤は中盤のハイライトで、アコースティックギターではじまるドラマティックなロックナンバー。 ポップでメロディアスでハード。 ⑨はホワイトスネイクを思わせるミドルテンポのへヴィナンバー。 そして10分を超える大曲バラードの⑩ イントロから泣き全開。 泣きというかもう号泣のギターに、あえてハードロック然としてない深くそして甘いヴォーカルが見事にハマッテる完全無欠のバラード。 ⑨からのつながりもGOOD!! HR/HMと言うとキワモノ的マニアックな音楽と言うイメージがする人もいるかと思いますが、このアルバムはそんな人でもすんなり入っていけると思いますし、なにより楽曲の素晴らしさに驚くでしょう。 とくに女性に強くおすすめしたいです。 でも、「 テン 」と言うバンド名が弱点ですかね。 検索もしにくいし、日本人にはあまりかっこ良く聞こえないんですよね~。 ※ヴォーカル、ギター、ドラム以外のメンバーは、この時点ではゲストプレーヤーとのこと。 = ② After The Love Has Gone = https://youtu.be/lfWETL1KWE8 = ③ Yesterday Lies In The Flams = https://youtu.be/UqIsahGRUnw |