お役立ちコラム満載ブログ

ブログを書いている人

書いている人1

角田

赤帽リアルディール・トランスポートの代表。


書いている人2

TH

サイト担当。

今までのブログ

レインボー / 治療不可

2017/07/24

Rainbow / Difficult To Cure       1981年作品

①I Surrender 
②Spotlight Kid

③No Release
④Magic
⑤Maybe Next Time

⑥Can't Happen Here
⑦Freedom Fighter 
⑧Midtown Tunnel Vision
⑨Difficult To Cure (Beethoven's 9th)

G.リッチー・ブラックモア
B.ロジャー・グローバー
V.ジョー・リン・ターナー
K.ドン・エイリー
D.ボビー・ロンディネリ

 

レインボーの5枚目のアルバム。

前作を最後にバンドのもう一人の象徴であるコージー・パウエルが脱退。

そして本作の制作段階でヴォーカリストのグラハム・ボネットも脱退すると言う災難に見舞われ、三代目ヴォーカリスト ジョー・リン・ターナーを急遽迎えて完成した問題作。

前作からポップでキャッチーな曲は増えたものの、Eyes Of The Worldなどレインボーらしい大作志向の曲があった事と、グラハム・ボネットが超人的な声域と声量を持ったヴォーカリストだった事もあり、「前作までは認めるが、本作以降は認められない」と言うファンは当時非常に多かった様です。(今も?)

その3代目V.のジョー・リン・ターナーは不幸にも初代と2代目があまりに凄かった為、いわゆるフツーのヴォーカリストに聴こえてしまうんですよ。
充分魅力的かつ実力者ですけどね、運が少々悪かったですね。

アルバムの評価も最初は散々酷評され、①は盲目のロックンローラー、ラス・バラードのカヴァー曲だった事もあり「こんなのはレインボーじゃない!」とか「レインボーがいつの間にかフォリナーになっちまった!」とか言われ放題でした。

確かに往年の一撃必殺の破壊力は失せましたよ、スケールダウンした感も否めませんよ、確かにね。
でも最終的にどうなりました?
哀愁に満ちた①アイサレンダーに胸が熱くなりませんでしたか?

一度聴いたら忘れられない強烈なインパクトの②スポットライトキッドに心を奪われませんでした?如何にもリッチー・ブラックモアらしいアクの強いクラシカルなフレーズに思わず「さすがリッチー!」と思わず膝を叩きましたよねwww。
一体どれだけのバンドが、またギタリストがこの曲をパクリましたか!?
疑わしい曲ははゴマンと転がってますよねwww。

さらに④は極上のハードポップだし、⑤はグラミー賞ベストインストルメンタルにノミネートされた泣きの名インストルメンタルですしね。

とどめはタイトルトラックの⑨治療不可ですよ。
大胆にもベートーベンの交響曲第九・歓喜の歌をハードロックのリズムで再現したこれまた痛快なリッチーのアレンジ能力に本当に歓喜しました。

気が付けばやっぱりリッチー・ブラックモアから離れることは出来ない現実が36年後の現在まで続いております。

まんまと「リッチー・ブラックモア」と言う「治療不可」の病魔に犯されたわけであります。

聴けばわかるさ。



①I Surrender 
https://youtu.be/EJ29pVhsdMs

②Spotlight Kid
https://youtu.be/lwEcAN2SZs0

⑨Difficult To Cure (Beethoven's 9th)
https://youtu.be/8yzvZAtC5h4















 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

全部のブログを表示する

まずは無料でお見積もり!24時間いつでも090-8316-5073へお電話を!メールでのお問い合わせはこちらをクリックしてください。

表示 : PC版 | スマートフォン